平屋ですが2、3階建て同様、ベタ基礎にしてホールダウン金物も設置しています。

また、テラス部分もベースコンクリートを一体にし不同沈下を防いでいます。

建て方前日、基礎パッキン、土台を敷き、アンカーボルトで固定します。

土台は桧の４寸角です。

その後、先行足場を架けて建て方に備えます。

建て方後、鉛直方向の曲がりを確認して屋根下地にかかります。

垂木は桧の芯持ち材、２寸角です。

事前に下穴をあけておき、専用のビスで留めていきます。

柱は桧の４寸角、写真はLDK中央の桧６寸角です！

化粧柱は刻み、仕上げの後、養生紙を巻き

梁、桁などは刻み、仕上げの後、との粉を塗っておきます。

間柱、筋交い、床下地の根太組み終了後、防腐及び防蟻処理をします。

その後、床下地張りをしているところです。

床仕上げは無垢のナラ材を使用しました。

玄関からリビング、キッチンを抜け和室手前の廊下まで連続して張っています。

ロフトの床は杉板です。暖かみがあり寝そべりたくなります。

壁で塞がず手すりにしているのでとても開放的です。

透湿シート、胴縁を打ってから軒天を作り空気層を設ける通気工法です。

気密性を損なわないように通気ダクト回りもテープで巻きます。

事前に電気等の配線、配管をし断熱材を入れ、下地のボードを張っていきます。

和室は耐火ボードを張り、左官の下塗り、仕上げ塗りをしていきます。

押入れ内は押入れボードで調湿効果を上げています。

ホールの天井、壁下地です。

耐火ボードを張った後、下地調整したところです。

アーチ部分は施主様ご自身の力作です！！

和室の天井です。

通常は1.5尺幅の天井ですが、こちらは3尺幅の天井です。

木目がとても綺麗で圧巻です！

リビング、キッチン、ロフトは勾配天井です。

屋根とは勾配が違うため下地を組み断熱材を入れ、耐火ボードを張ったところです。

施主様のご意向で長押や付け鴨居は省いてシンプルな和室に。

お選びになった照明がマッチしてます。

左の柱が６寸角です。

キッチンとの間仕切り引き戸はアウトセットにして全て開けると大開口になります。

右のはしごでロフトに上がります。

奥様が料理をしながら周りを見渡せるよう対面キッチンに。

廊下間仕切りも全開にすると風も更に抜けてとても開放的です。

薄緑の玄関ドアがアクセントに。

リビングの壁が3尺入っているので夏の暑い日差しはあまり入らないように。多少の雨なら吹き込みません。

西側は隣地が畑なので窓は小さめにしています。

和室の南側をデッキとしくりぬいたことで日当たり抜群です。