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埼玉県知事 一般建設業許可（般-29）第20922号
基礎杭・鋼管杭工法について
鉄筋が入っている基礎杭
基礎杭工法
柱状改良は施工現場で穴を掘りコンクリートを流し込んで固めますが、基礎杭はあらかじめ工場で作られたものです。鉄筋が入っていて28日間自然養生されて十分コンクリート強度が出ています。
また、油圧による圧入工法なので低振動低騒音で近隣に迷惑をかけずに施工できます。
鋼管杭工法
鋼管杭は耐腐食性に優れた一般構造用炭素鋼鋼管を用いるのが最も一般的です。
鋼管杭は溶接や接合金物などで継ぎ足すことで、非常に深い支持層まで杭を届かせることができます。
そのため、木造一戸建て住宅以外の鉄筋コンクリート製住宅やマンションなどでも施工されることが多い工法です。
両工法ともに工期は通常1日から2日ほどで、狭小な現場にも対応可能です。
ここから弊社が実際に行った基礎杭の施工事例をご紹介します。
位置決め
地盤調査後、平面図や地盤調査結果などを元に杭打ちする位置を決めます。
搬入
杭打ち機械や杭などの搬入前に地盤等の保護の為に鉄板を敷きます。
養生後、機械と杭などを搬入していきます。
高さ出し
図面等を元に基準となる高さを測量し出していきます。
荷おろし
周囲に十分注意しながら杭をおろしていきます。
現場の状況次第で警備員を配置する時もあります。
マーキング
打ち込みながら打ち込み深さを確認出来るよう
あらかじめ杭にマーキングしておきます。
下掘り
杭打ちするところをドリルで掘ります。
これは杭のズレ防止の為で、杭と地盤の摩擦を損なわないよう深くは掘りません。
吊り上げ、杭打ち
杭を吊り上げ、下掘りした穴に入れ油圧で圧入し打ち込んでいきます。
工事写真
各工程の要所要所で写真撮影し記録に残しておきます。
打ち込み過程
打ち込み過程です。マーキングしておく事でどの程度打ち込んだか、また記録を残す為にもとても分かりやすくなります。
打ち込み過程
残り数十センチまで打ち込んだところです。
微調整
最後は高さを見ながら慎重に打ち込み、調整し打ち込み終了です。
打ち込み後
打ち込み完了後清掃し、基礎工事までは危険防止の為に
鉄筋は内側に曲げておきます。
工事完了
杭打ち工事完了後の地盤です。
この後、杭打ち報告書が作製されます。
報告書はお客様にお渡しする他、杭打ち業者、弊社にも
各々作製され保管します。
