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埼玉県知事 一般建設業許可（般-29）第20922号
屋根材
屋根材の詳細
こちらでは屋根材のそれぞれの特徴と、メッリット、デメリットをお伝えします。
どうぞご参考になさってください。
屋根材の比較表
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 粘土系 （和瓦・洋瓦） | ・耐久性が高い（50年～100年） ・耐火性に優れている ・断熱性に優れている ・遮音性に優れている ・デザイン性に優れている ・破損しても1枚単位で交換できる ・塗装の必要がない ・日本の気候、風土に合っている | ・重量があるので地震の揺れに弱い ・重量があるので基礎工事をしっかりしたものにしなければならない。 ・暴風でずれる場合がある |
| セメント系 （プレスセメント瓦・コンクリート瓦） | ・耐火性に優れている ・遮音性に優れている ・形や色のバリエーションが豊富 ・粘土系の瓦よりコストが安い ・破損しても1枚単位で交換できる ・耐久性（30～40年） | ・重量があるので地震の揺れに弱い ・暴風でずれる場合がある ・定期的な塗装メンテナンスが必要（15年程度） ・表面の塗装が剥がれ劣化が進むと割れやすくなる ・水を浸透しやすく、コケやカビが生えやすい |
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スレート系 （コロニアル・カラーベスト） | ・価格が安い ・カラーバリエーションが豊富 ・耐火性、断熱性に優れている ・軽量なので耐震性に優れている ・耐久性（20年～25年） | ・隙間から雨水が入りやすい ・定期的な塗装が必要（約10年サイクル） ・重さで割れてしまうことがある ・表面がザラザラしているので、水分が滞留してコケやカビが生えやすい ・デザインが単調 |
| スレート系 （天然スレート） | ・耐久性が高い ・耐候性が高い ・断熱性が高い | 天然の岩を使っているので非常に高価なのでほとんど普及していません。割れやすく運搬にも細心の注意が必要です。加工にも匠の技術が必要になるので施工費用も高額になります。 |
| 金属系 （トタン） | ・価格が安い ・施工が簡単で工期が短い ・継ぎ目が少なく雨漏りしづらい ・軽量で耐震性に優れている ・カラーバリエーションが豊富 ・耐久性（10年～20年）定期的なメンテナンスで長く使える | ・耐熱性が低く夏場暑くなり空調費用がかさむ ・防音性が低く、雨音などがうるさい ・定期的な塗装が必要（7年～10年） ・衝撃に弱くへこみやすい ・防音材や断熱材のコストがかかる |
| 金属系 （ガルバリウム鋼板） | ・耐火性が高い ・カラーバリエーションが豊富 ・軽量で耐震性に優れている ・一般的なトタンの約4倍の防錆性 ・耐久性が高い（30年～40年） ※海沿いなどの塩害地域は15年程度 | ・断熱性が低く夏場暑い ・衝撃に弱くへこみやすい ・防音性が低く雨音がうるさい ・防音材や断熱材のコストがかかる ・15年～20年で塗装が必要 |
| 金属系 （ステンレス） | ・錆が発生しない ・耐火性が高い ・腐食に強く強度が高い ・軽量で耐震性に優れている ・耐久性に優れている（50年） ※錆びにくいので海沿いの地域でも安心して使えます | ・材料費・施工費が高い ・断熱性が低く夏場暑い ・防音性が低く雨音がうるさい ・防音材や断熱材のコストがかかる ・基本的にメンテナンスは不要ですが色あせしてくるので、美観目的の塗装は10年～15年で必要になります。 |
| 金属系 （銅） | ・耐久性が高い（60年～100年） ・耐火性が高い ・錆が発生しない ・軽量で耐震性に優れている ・色の変化が楽しめる | ・材料費、施工費が高い ・断熱性が低く夏場暑い ・防音性が低く雨音がうるさい ・防音材や断熱材のコストがかかる ・昔は銅板の屋根は一生物といわれていましたが、最近は酸性雨の影響で穴が開くことがあります |
| 陸屋根 （ウレタン防水・シート防水・ＦＲＰ・アスファルト防水） | 陸屋根は屋上部分がほぼ平らになっている屋根のことです。最近では戸建住宅にも多く採用されています。 ・屋上庭園やソーラーパネル設置など屋上スペースの有効活用 ・メンテナンスが容易 ・建築スペースが広く確保できる | 通常の屋根と比べると勾配が少ないので雨水が溜まりやすく、点検やメンテナンスを定期的に行わないと亀裂などが生じて雨漏り被害が起こります。 メンテナンスは防水素材や環境によって前後しますが、おおむね10年～15年です。 |
※最近は屋根の種類も多くなってきています。グレードにも幅があり、デメリットも改善されてきています。初期費用だけでなくメンテナンス費用と期間を考慮して屋根材を選んでいくことが大切です。
