地盤調査後、結果をもとに位置決め、高さを測量し杭打ちをしているところです。

杭は５メートルでコンクリート製です。

計２７本打ち込みました。

間取りを元に基礎を設計し鉄筋の太さや配筋ピッチを決め配筋していきます。

この後、配筋検査を受けコンクリートを流し込み、ベタ基礎を作っていきます。

写真は垂木をビスどめしているところです。

垂木は桧の芯持ち材で２寸角です。

芯持ち材はとても硬く、そのままではビスも切れやすいので刻みの段階で下穴をあけておきます。

耐震性能を上げる為、通常の筋交いと外壁下地に高耐力シージングボードを張っています。

このボードは耐震性を上げるだけではなく、断熱性能も高く調湿効果もあるとても優れたものです。

垂木の上に張ってある野地板も無垢材の杉板です。

綺麗なので天井張りたくなーい！とよく言われます。

筋交い、間柱等も桧や杉の無垢材です。

今は金物も多種多様。図面通りに施工してあるか、この後中間検査です。

梁を一部化粧で見せてアクセントに。

キッチンは料理をしながらリビングを見渡せるよう、対面キッチンとし、背面には調理家電や大きな食器棚を配置。

勝手口を出れば外流し、ドアを開ければ水回りと家事動線を考慮した間取りです。

畳だけではなく、南側に板の間を。こちらは桧の縁甲板を使いました。

壁仕上げは珪藻土にして調湿効果を上げています。

三方が開けているので日当たり抜群です。

工事中もそうでしたが、夏は東側に川があるのでとても気持ちいい風が吹き抜けて心地いいです。

サッシはすべてペアガラス、シャッター付きで防犯や暴風雨対策も万全です。